タガログ語でフィリピンの人との距離を縮めよう!

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フィリピンではほとんどの人が英語を流暢に話しますので、ビジネスシーンでのコミュニケーションは英語が主流です。しかし、フィリピンの人だけが知っているタガログ語を使うことで、たとえそれが簡単な単語であったとしても、相手との距離がぐっと縮まること間違いありません。ここでは知っていると便利なタガログ語をいくつかご紹介したいと思います。

画像出典元:free digital photos.ne

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「ありがとう」は「Thank you」よりも「Salamat」

タガログ語で「ありがとう」を表す言葉、「Salamat(サラマー)」。日常生活において、基本的には英語の「Thank you.」が使われることが多いフィリピンですが、親しみを込めて「Salamat(サラマー)」を代わりに使ってみるのはいかがでしょうか。

通勤途中の交通機関で、ランチで出向いた食堂で、取引先との仕事が終わった時に、どんなシーンでも使いたいのが感謝を示すこの言葉。

フィリピンでは目上の人を敬う文化が日本と同様にありますので、尊敬を表す「po(ポ)」をつけて「Salamat po(サラマーポ)」と言えば、その文化を尊重していることが相手にも伝わり、さらに距離を縮めて良好な関係を築くことができるでしょう。

 

「忙しい」時には「Toxic」

画像出典元:free digital photos.net

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フィリピンの人たちが好きな言葉「Toxic(トキシック)」。これは「忙しくて仕方がない」という意味です。おおらかでお祭り好きな性格と一見相反するように思えますが、フィリピンの人たちは大変に仕事熱心です。自分の仕事に対する誇りを持っているだけではなく、高いプロフェッショナリズムと強い向上心で仕事に取組み、国の経済を支えています。そんなフィリピン人だからこそ日々経験する「忙しくて仕方がない」状況。

フィリピンの人たちと一緒に仕事をしている時にそんな場面に出会ったら、一言「Toxic.(トキシック)」と言ってみてはいかがでしょうか。忙しさを共有することで、一緒に仕事をしているという意識がさらに強まるでしょう。

 

よく聞かれる「San kayo?(サンカヨ)」

フィリピンでよく聞かれるのが「San kayo?(サンカヨ)」。日本語では「どこですか?」という意味です。

フィリピンではいくつかの建物がまとまって一つの塀で囲われていることがあります。仕事場がそのうちの一つの建物内にある時には、塀入口のガードマンに「どこに行きますか?」という意味の「San kayo sir/ma’am?(サンカヨ サー/マアム?)」という質問をされることがあります。そんな時は会社名を答えると中に入ることができます。

この他、ジープニーに乗車した時などにも「どこまで行きますか?」の意味で「サンカヨ?」と聞かれることがあります。日常の様々な場面で耳にする便利なタガログ語の一つです。

 

さいごに

いかがでしたか?たとえ短期間の滞在であっても、積極的にタガログ語を使ってみることで、相手とより良好な関係が築けるのではないでしょうか。フィリピンに行かれる機会があれば、ここでご紹介した言葉をぜひ覚えてみて下さいね。

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