フィリピンへ行くのなら、お仕事だけではなく現地の料理も楽しみたいですよね。今回は滞在中に必ず食べたいオススメのフィリピン料理をご紹介したいと思います。
フィリピンと言えばこれ!「Adobo(アドボ)」
フィリピン国民みんなが好きな伝統料理と言えばAdobo(アドボ)。オイルにニンニク、玉ねぎを合わせて炒め、そこに牛肉・鶏肉など好みの肉類を加えて調理します。最後は醤油でこってりと味付けするので、日本人にも馴染みのある味に仕上がります。お肉とニンニクの組み合わせがスタミナ満点で、疲れた体に元気を取り戻してくれる一品です。また、比較的濃い味付けなので、ビールのお供にも最高です。
このアドボは、フィリピンの国民食とも言うべき代表料理で全国どのレストランへ行っても食べることができます。使用されている肉の種類によっても味や食感が異なるので、機会があれば様々なアドボを試してみたいですね。スーパーではアドボ用の肉も販売されていて自宅で調理することもできます。作り方はシンプルですので、休日に現地の友人と作ってみるのも楽しいかもしれません。
日本人好み!フィリピンのシチュー「Kaldereta(カルデレータ)」
フィリピンのシチューと言えばKaldereta(カルデレータ)。トマトソースとレバーのペーストに牛肉、じゃがいも、にんじんを加えて作る煮込み料理で、お肉の旨味がしっかりと染み出たスープはご飯ともパンとも相性抜群です。牛肉以外にも、好みに合わせて鶏肉や豚肉が使われることもあります。
カルデレータはレストランや家庭ごとにソースの作り方が違いますが、概して様々な種類の材料が使われていることが多く、また、お肉を柔らかくするために長時間調理しているため、時間・手間・お金がかかっている料理です。仕事先の方にカルデレータをご馳走になる場合、おもてなしの気持ちで提供してくれているということを覚えておきたいですね。
暑いフィリピンで食べたい「Bicol express(ビーコル・エクスプレス)」
熱帯地方に位置するフィリピンは、最も寒いと言われる1月でも日中の最高気温は約30℃もあり、一年を通して気温が高いのが特徴です。そんな暑い国で食べたいのがこのBicol express(ビーコル・エクスプレス)。辛い物が大好きなビーコル地方の人々が考案し、その美味しさからフィリピン全国に広まった料理です。
ビーコル・エクスプレスはココナッツミルクに唐辛子を加え、豚肉と小エビを煮込んで調理します。ココナッツミルクを使用しているので見た目は白いですが、食べてみるととても辛く、汗が止まらなくなる料理です。毎日暑くてなんとなく食事が喉を通らないと感じている時でも、このビーコル・エクスプレスなら食が進むこと間違いありません。
さいごに
いかがでしたか。ここでは紹介しきれませんでしたが、フィリピンにはまだまだたくさんの美味しい料理があります。海外への出張は心身ともに疲れが溜まりやすいと思いますが、ぜひ美味しい料理を楽しんで、次の仕事への活力をつけてくださいね。