良い買い物をするにはコミュニケーションが欠かせません。今回はスーパーマーケットでの買い物とブティックでの洋服選びで役立つ英会話をご紹介します。
アメリカと日本の単位の違い
アメリカで生活する際、気をつけておかなければいけないことの一つは単位です。重さや長さの単位が違います。
例えば、日本ではcmやkmを使用するのに対し、アメリカではinch(インチ)やmile(マイル)を使用しています。この認識を持っていないと、思わぬ間違いをして損をしたり、あるいはトラブルの原因にもなります。おおよそで良いので単位感覚を持って渡米することをお勧めします。
スーパーマーケットで使うのはlbという単位です。これはpound(パウンド)を表します。1パウンドはおよそ450グラム。野菜や肉などはだいたいこの1パウンドあたりの値段が表示されて売られています。
一つあたりの値段ではないのでよく考えて買い物をしましょう。店内には自分で計算できるように量りが置いてあります。だいたい欲しい分量をとって量りにおき、値段を相談して買うようにしましょう。肉などは、ガラスケースの前で指をさし、Can I get 2 pound rib eye? (2パウンドのリブアイステーキ用の肉をください)といえば、切り分けて値札をつけて渡してくれます。
一方、長さも重要な単位です。1インチがおそよ2.5センチ。1フィートはおよそ30センチです。靴を買う時などは自分の足のサイズがおよそ何フィートか事前に知っておくと店員さんとのやりとりもスムーズです。
スーパーマーケットで買い物編
スーパーマーケットは安くて美味しいお土産選びには最適です。滞在中、一度は立ち寄ることをおすすめします。日本では見慣れない食材やスパイス、ビッグサイズのスナックを目にするだけでも楽しめます。
Excuse me !
大きなカートが行き来します。お互いに譲り合い、通る時は一言添えましょう。無言で通過するのは大変失礼な行為です。
試食があったら、
Can I try this?と断ってからサンプルをもらい、this is good.I like it. Thank you! など感想を言ってからその場を離れます。
旅行先は野菜不足になりがちです。そんな時はフレッシュ野菜、フルーツをここでゲットしましょう。通常、量り売りをしています。1パウンドがおよそ450グラムです。パウンドあたりいくらの表示なので、近くにある量りを使って計量しましょう。
いよいよ、レジです。
支払いの際にクレジットカードを使うとき、
Debit or credit?
と聞かれます。アメリカではデビットカードの使用が一般的です。アメリカに口座がない場合は、credit, please.
といってカードを切ってもらいましょう。あるいは、目の前に機械があり自分でカードを切って操作する場合もあります。
最後に、アメリカのビニール袋は質が悪くすぐに破けてしまい、重いものを運ぶときには注意が必要です。
Can I have extra bag?や Can I have a plastic bag?
といえばビニール袋を多めにもらえます。ビニールと言っても通じないので、プラスチックと表現します。
好きな服を選んで買ってみよう!
アメリカでカジュアルな洋服を買うのも楽しみの一つです。日本にも多くのブランドが入ってきていますが、本場で買うのは値段もお得で特別感があります。また、英語表記のユニークTシャツなども良いお土産になります。高級店でなくてもどこか一つには立ち寄りたいですね。ではお店で役立つ英会話をご紹介します。
店内に入る時は挨拶を。
店員に挨拶をするのは最低限のマナーです。Hi, How are you?と先に言うか、言われたら、pretty good, thanks. と言って笑顔をかわしましょう。もし、May I help you?と言われて会話に困る時は、No, just looking, thanks. と見ているだけです。と答えます。
試着したい時には。
勝手に試着室に入るのはマナー違反です。必ず店員に、Can I try this on?と言いましょう。もしサイズが異なるものを欲しい場合は、Do you have bigger/ smaller one?と言って、出してきてもらうこともできます。色違いが良い時は、Do you have other colors?なども聞きましょう。
はっきりと自分の意見を述べることが良い買い物のコツです。この色は気に入らない、大きすぎるなどと思ったことは伝えてコミュニケーションを図ります。店員さんは、丁寧に接客してくれるはずです。
さいごに
買い物は楽しみの一つでもありますが、一方で支払い方など気をつけなければいけません。 良い買い物をするには、ある程度の交渉術や単位や硬貨についての基本知識が必要です。本番で慌てないためにも、渡米前に一度確認してより良い旅行にしてください。