このフレーズで鬼に金棒:ビジネス英語(入国審査編)

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アメリカ海外出張が決定。まず何より心配なのは「英会話」ではないでしょうか。無事に目的地にたどり着くまでもヒヤヒヤ・そわそわ。ここでは出張に役立つビジネス英会話をご紹介します。まずは入国審査から覚えていきましょう。万が一の時にも臨機応変に対応出来るはずです。ぜひ、出張前にご活用ください。

ロサンゼルス空港

出典:http://www.futta.net/photom/futta1758m.jpg


入国審査の質疑応答その1(渡航目的)

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アメリカの空港についてから最初の難問は「入国審査」です。Immigrationと書かれたサイン、これが入国審査という意味です。ここでは、一人ずつpassport, Visa, I-94 form, custom declaration formなどを提示し渡航目的や滞在先を説明します。怪しまれないためにも、シンプルな英語で堂々と言いましょう。列に並んで順番を待ち、いよいよ審査です。

Officer : May I see your passport?(パスポート見せてください。)と言われたら、Here you are.(はいどうぞ)と笑顔で渡しましょう。

Officer: What is the purpose of your visit to the United States?(滞在の目的は何ですか?)。ここで聞き取るべき単語は1つPurpose(パーパス=目的)です。あなたがアメリカに来た理由を言いましょう。On Business(商用で、仕事で)または Business trip(出張で)と答えましょう。

 

入国審査の質疑応答その2(滞在先と滞在期間)

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続いて滞在場所と滞在期間を尋ねられます。

Where are you going to stay?(どこに滞在する予定ですか?)
How long will you be staying?(何日滞在予定ですか?)

これらの質問を聞き取るポイントは最初の疑問詞です。Where=場所、How longでしたら期間です。

at ○○hotel.(○○ホテルです。)
for two weeks.(二週間です。)

などと答えましょう。前置詞atで場所、forで期間を表します。
もし滞在先をうまく発音する自信がなければ、ホテルのパンフレットや住所を記載した用紙を直接提示し、ここに滞在すると指さしで説明することも可能です。

さらに、
Are you traveling alone or with a group?(一人なの誰か他の人と一緒のか)
と聞かれる場合があります。その場合、一人であればby myself同僚と来たならば with colleagues (コリーグ)と答えましょう。

 

入国審査の質疑応答その3(税金申告)

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Custom declaration form(税関申告書)は、I-94 form(出入国カード)同様、機内で記入しておきましょう。これはアメリカに持ち込む手荷物の中に、税金対象に当たるものがないかどうかを申告する用紙です。現金や大きな荷物、酒類などを正しく申告し入国します。

Officer : Do you have anything to declare?(何か申告するものはありますか?)

と聞かれます。declare(デクレア=申告する)という言葉を聞き取ってください。もし何もなければ、

No, I don’t. I just have clothes with me.(ありません。洋服を持ってきただけです。)

などと答えましょう。

もしお土産などを持っていて、申告する必要がない場合は、
I brought some gifts for my friends but they are duty free.(友人へのお土産を持っていますが、それらは免税品です)

と答えると良いでしょう。

ただ緊張してしまう人はあまり細かくは聞かれないので、無理に話そうとせず申告書を見せるだけでも通過は可能です。

 

最後に

入国審査では到着したばかりということもあり緊張してしまいがちです。ですが、書類を不備なく用意し、単語でゆっくり伝えましょう。最も大切なのは滞在目的と滞在先です。これさえ明確にしておけば難なく通過できるでしょう。さあ次は自分の荷物を受け取りましょう。いよいよ本当に入国です。

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