世界にはTravel Goods Associationという団体があり、毎年3月に「The International Travel Goods Show」が開催され、新しい旅行用品が展示される(2015年は3月10-12日にラスベガスにて開催される)。
このように旅行用品は日々進化している。本日は、2014年の旅行用品トレンドと話題になったアイテムをご紹介。
2014年は、旅行中の肉体的、精神的な疲労を回復させる旅行用品が多く発表された。また、旅行者の身の回り品をトラッキングする技術商品が話題になった。ここからは話題になった商品を3つご紹介する。
The Scrubba
Scrubbaは、世界最小の洗濯機。防水型の袋に洋服を詰め、水を入れたら、封をして、もみ洗いする。袋の中には、昔で言う、洗濯板が内蔵されており、3分ほどで汚れが落ちるように設計されているとのこと。重量は1.7kgほどなので、スーツケースに入れておけば、苦も無く持ち運べる。$55。
iWallet
最新のテクノロジーを活用した財布。まず、財布を開けるためには、所有者による指紋認証が必要となる。さらに、Bluetootheテザリングを使用すれば、iWalletが自分の周囲(厳密には同期しているスマートフォン)から15フィート離れるとアラートが鳴るようになっている(Appsのインストールが必要)。また、RFIDと呼ばれるタグの読み取り防止機能も備わっており、この機能を活用することでパスポートやクレジットカードの不正使用を防止することができる。$350-$550。
DoorJammer
お次も盗難防止系のアイテム。ただし、守るのはあなたが宿泊する部屋そのものだ。Doorjammerは、その名の通り、部屋の出入り口に設置する、外からの侵入を防ぐためのアイテム。外から入ろうとすると、Doojammerがストッパーになり、入室を防ぐ間に電話して助けを求めなさいというコンセプト。わずか数秒で設置することができ、使い勝手が良い。治安が悪いエリアを訪れた場合や一人旅をしているときに役立つアイテムと言える。
世の中には、皆さんが知らないような旅行用品が日々生み出されており、中にはビジネスシーンで役立つものもあるかもしれない。BORDER MAGAZINEでは引き続き新しい商品に注目し、皆さんに届けていく。