ビジネスマンが訪れるべきドイツの名所

Pocket

ドイツの観光名所と言えば、シンデレラ城のモデルになったと言われる「ノイシュバインシュタイン城」やミュンヘンで行われるドイツ最大のビール祭りである「オクトーバーフェスト」が日本人にとって人気があると思います。

しかし今回はただの観光客ではなく、ビジネスマンとしても有意義に楽しめるドイツの観光名所をご紹介します。

 

ユーロタワー(EUROTOWER):欧州経済の象徴!

ユーロタワー

出典:http://image.news.livedoor.com/newsimage/0/f/0fe98_153_16255d9a_26b12f06.jpg

日本からドイツに入国する際、フランクフルト国際空港行きの飛行機に乗る方が多いのではないでしょうか。フランクフルトはドイツ経済の中心でありながら、EU経済の中心でもあります。そんなフランクフルトにあるのが、1998年に設立された欧州中央銀行の本部です。

その建物の正面に設置されている「ユーロマーク」が観光名所になっています。ビジネスマンであれば、日々チェックしている新聞やニュースに欧州中央銀行の名前を毎日のように見ていると思います。そのシンボルとしてのユーロマークはビジネスマンにとっては必見と言えるのではないでしょうか。ユーロタワーの一階には関連グッズなどを販売しているショップも併設されているため、是非一度足を運んでみてください。

 

ドイツ博物館:ドイツの技術大国たる所以がすべて詰まっている!

ドイツ博物館

出典:http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_45d/munchen-papa/3070009.jpg

ドイツ博物館は南ドイツに位置する大都市のミュンヘンにあるドイツの技術・科学に関する国立博物館です。日本と同じくドイツは技術大国と呼ばれ、その技術力の高さと技術開発に対する先進性がドイツの経済発展を牽引してきました。ドイツ博物館では、技術大国としての軌跡を様々な展示やショーによりわかりやすく紹介しています。

総面積5万平米という広大な敷地を活用し、蒸気機関車や飛行機と言った大型機械も展示されおり、まさにドイツの技術発展のすべてを見学することができます。同じ技術大国として日本もドイツに学ぶことはまだまだ多くあり、どのようにドイツが技術開発を行ってきたのか、またどの時代にどの分野に注力してきたのかを知ることで、日本のビジネスマンにとっても得るものは多いと思います。

ドイツの観光名所と言えばメルヘン街道に代表されるように可愛らしい街並みが注目されがちですが、ビジネスマンの皆様にはドイツの技術大国としての側面を詳しく知ることができるドイツ博物館も良いのではないでしょうか。

 

ベルリンの壁:意外と知られていない一面が垣間見える!?

ベルリンの壁

出典:http://sekaiichiweb.com/wp-content/uploads/2012/11/DSC_0601-600×400.jpg

ベルリンの壁と言えば、ドイツの歴史を語る上で欠かせない場所であり、ドイツを訪れる方が必ずと言っていいほど訪れる場所だと思います。現在はベルリンの壁のほとんどが撤去されてしまっていますが、負の歴史を忘れないためにもあえて一部残された部分には世界各国の様々なアーティストによりペインティングがなされており、観光名所としても人気があります。

さて、このベルリンの壁ですが、観光客には意外と知られていない一面があります。それはドイツでありながら桜の名所としての一面です。メインの観光地からは少し離れますがベルリンの壁の跡地に約9000本もの桜の木が植えられています。これは日本の某テレビ局が募金を集め、ベルリン市内及びその近郊のベルリンの壁の跡地に植えられたものです。せっかくドイツを訪れる際にはドイツの歴史を学ぶとともに、日本人とドイツ人の特別な思いが込めれらた桜の木を日本以外の地で眺めるのも風情があるのではないでしょうか。

 

さいごに

テレビや雑誌で取り上げられる華やかな観光地も良いですが、今回ご紹介したようなドイツの経済や歴史を学べる場所も有意義ではありませんか。特にビジネスマンとしては、訪れた国でただ楽しむだけではなく文化の違いや各国の歴史を学び、自身の糧とすることが楽しみとも言えるはずです。光の当たる技術大国としての一面も、戦争に関わる歴史も知ることで、より深いドイツの魅力を楽しんでみてください。

Pocket