YTHは、Youth Tech Healthの頭文字を取った言葉であり、単語の意味の通り、ユース、ヤングアダルト等の健康を促進するためのテクノロジーに焦点を当てたカンファレンスだ。毎年、若者の代表や、健康、技術の分野から選りすぐりの頭脳が集結するのがこのイベントだ。2015年の参加者は、600名を上回ることが予想され、Liveのオーディエンスは2,000名に及ぶ模様だ。Youth Health Techでこれから何が起こるのかを知りたい方には欠かすことのできないイベントになるだろう。
誰が参加すべき?
公式ウェブサイトによると、例年の参加者は以下の通りだ。
- ユースまたはヤングアダルトに対し、最もイノベーティブかつ効果的なヘルスプログラムを提供している個人または法人
- テクノロジーエキスパート
- ソーシャルアントレプレナー
- 健康のプロフェショナル、研究者、教育者
- 政府関係者
- ポップカルチャーインフルエンサー
- 開発者
イベントの概要
2015/04/26から3日間に渡るこのカンファレンスでは、様々なセッションが予定されている。今年度のセッションについては未定の部分が多いようなので、昨年度のセッションを紹介する。
- HIV/HCV Testing Van
- Social Media Lounge
- Office of Women’s Health Listening Sessions
- Networking Sessions
- Innovation Sessions
- Projects Sessions
- Research Sessions
- Advocacy Sessions
- In the e-Clinic Sessions
以下では、読者の関心が高そうな、Innovation Sessionsについて解説する。
Innovation Sessions
Health Techの最新事情をトピックとして行われるスピーカーセッションである。昨年度の講演タイトルは以下の通り。実に興味深いタイトルが並んでいる。
- What to Wear? Wearables for Health
- Emotion Mapping: Tech for Youth Resilience
- Apps for Sexual health: Lessons Learned in Development
- Gaming for Health
- Youth Change-Maker Initiative: Developing youth leaders and equipping them with digital skills to change the world
- New Platforms for Storytelling
- Workshop: Exploring, Analyzing, and Visualizing Open Health Data on the Web
- Tech Industry’s Commitment to Youth
- Innovative Funding for Social Good
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/04/26-2015/04/28
値段:440USD(成人&レギュラー価格)
値段の詳細:http://yth.org/ythlive/about/register/
会場: Hotel Kabuki (1625 Post Street (at Laguna) San Francisco, CA 94115)
引用元: YTH Live 2015