今回で2回目の開催となる、Internet of Things Worldは、世界各地で行われているIoT系カンファレンスの中でも最大級の規模を誇る。予想参加者は4,000人を超え、150を超える企業が出展を予定している。シリコンバレーのIoT系のスタートアップが多数参加するのもこのカンファレンスの特徴であり、最新事情を探る上では有用なカンファレンスと言えるだろう。
誰が参加すべき?
公式ウェブサイトでは、IoTに関心のある全ての人達が対象になるとのこと。なお、以下のテーマを中心に取り上げるようなので、これらのテーマに関係するビジネスパーソンにとっては、とりわけ重要なイベントと言えるだろう。
- Manufacturing Transport & Logistics
- Smart Cities
- Connected Autonomous Car
- Consumer Wearable & Fitness
- Healthcare
- Energy & Utility
- Beacons
- Smart Home
イベントの概要
2015/05/12-13の二日間で行われるカンファレンスの全体像は上図の通り。VIP CONFERENCE PROGRAMは、有料であり、各分野の第一人者がIoT関連の講演を行う。また、HORIZONTALLY ORGANIZED FREE TO ATTEND CONTENTというセッションもある。こちらは、審査を通過した人々が講演するセッションであり、入場料は無料。
その他にも、エキシビジョンやハッカソンが行われる。
VIP CONFERENCE PROGRAM
有料制のVIP CONFERENCE PROGRAMでは、各分野の第一人者が登壇する。カバーするトピックは以下の通り。
- Manufacturing Transport & Logistics
- Smart Cities
- Connected Autonomous Car
- Consumer Wearable & Fitness
- Healthcare
- Energy & Utility
- Beacons
- Smart Home
登壇者にも、アメリカを中心とした、IoT関連の大企業、スタートアップのエグゼクティブが並ぶ。
エキシビジョン
2015年のエキシビジョンでは、150を超える企業が出展予定。会場には、Startup Zone, Robotics Zone, Wearable Zoneなど、プロダクト・サービスがテーマに沿って配列される。また、Meeting Spaceもあり、気になった企業とその場で商談することも可能だ。
ハッカソン
IoTカンファレンスではエンジニアを対象としたハッカソンも行われる。参加者は数百人にも及ぶ大規模なハッカソンだ。登録者は、事前にチームアップを行い(主催者側がサポート)、30時間のアプリ作成コンテストに参加することになる。なお、参加チームは、下記の2つのトピックのいずれかを選び、アプリを作成することになる。
- Best Consumer IoT Project: Home, Fitness & Health, the Connected of Self Driving Car, or the use of Beacons
- Best Industrial IoT Project: Smart Cities, Intelligent Agriculture, Smart Energy & Utilities, Logistics, Environment & Resource Management, & Healthcare
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/05/12-2015/05/13
値段:1,395USD(Gold Pass)
料金の詳細: http://iotworldevent.com/register-as-a-delegate/
会場: Moscone Center(800 Howard St, San Francisco, CA 94103)