海外出張に欠かせないのがスーツケース。しかし、スーツケース選びで難しいのが、サイズ選び。「大は小を兼ねるということで、大きめのスーツケースを選んだものの、機内持ち込みができなくてめんどくさい」、そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今日は失敗しないスーツケース選びについて解説します。
どの大きさを買うのが良い?
最も重要なポイントがサイズ。下記を目安に購入すると良いでしょう。
- SS / ~59L / 3~4泊
- S / 60~74L / 5日間程度
- M / 75~84L / 1週間程度
- L / 85~94L / 1週間~10日程度
- LL / 95L~ / 2週間以上
なお、機内に持ち込みできるのは40L程度なので、SSサイズでもチェックインが必要になります。ビジネス出張では、東南アジアだと3~4日、欧米だと5~6日の出張が多いようなので、Mサイズがあると、どのエリアに行くにも安心です。
その他の基準は?
フレーム VS ファスナー
キャリーケースの開閉部分には、フレームタイプとファスナータイプがあります。それぞれ一長一短あるものの、欧米ではファスナータイプが主流になりつつあります。
というのも、ファスナータイプのほうが、軽く、壊れにくいためです。フレームタイプは頑丈な造りではあるものの、歪むと閉まらなくなるといった課題があります。そして、何よりも重く、持ち運びが大変です。
反面、ファスナータイプは、これまで課題と言われていた頑丈さが増しています。また、バックを立てたままでも開閉できる点も魅力です。
気になる点を挙げるとすれば、雨が降った時に水が染み込む可能性がある点でしょう。
2輪 VS 4輪
その他の大きな特徴といえば、キャスターの数だ。4輪を使っている方が多いと思うが、最近は2輪を推す声も増えています。
ご存じない方も多いと思うが、2輪のほうが壊れにくいのです。その理由としては、キャスターが本体に固定されているためです。一方、4輪タイプだと、キャスターが突き出た構造になっており、衝撃に弱いのです。
また、2輪のほうが車輪が大きく、段差や凸凹に強いと言われています。
一方、課題は、腕への負担。2輪タイプの場合、自分の腕にかかる負荷が高いため、疲れやすいです。
まとめるのであれば、小さいサイズのスーツケースなら2輪、大きいサイズは4輪というところでしょう。