数多いバンコクの寺院の中でも、黄金色で光り輝く寝姿釈迦像で有名な「ワットポー寺院」とともに有名な「ワットアルン」。BTSサパーンタクシン駅で降り、駅の真下のサトーン船着き場からボートで約15分、そこから対岸まで渡し船で約5分の所にある。巨大な仏塔が印象的で、黄金色豊かな仏教寺院とは少し趣が異なるヒンズー教色が強いお寺だ。かの三島由紀夫が書いた小説「豊穣の海」に出てくる寺院として知られている。歴史好き、小説好きのビジネスパーソンにはとてもオススメな観光スポットだ。
ワットアルンはタイ語で「暁の寺」を意味し、夜明けやあけぼのをイメージするお寺として有名だ。外周234mある敷地内に、ヒンズー教の聖地カイサーラ山をイメージして造られた、色とりどりの色彩を放つ5基の仏塔が高くそびえている。一番大きい仏塔で75mもの高さがあり、急な仏塔の階段だが上まで登る観光客も多く、頂上からのチャオプラヤー川の大パノラマは絶景だと評判だ。
仏塔の左方向には本堂があり、日本の神社の狛犬の如く、門番としてタイの古典『ラーマキエン物語』に登場する巨大な2体のヤックという鬼の像が立っている。鬼の高さは2mもあり、下から見上げるととても迫力がある。本堂の中には120体の仏像が並び、本尊には当時の統治者ラーマ2世の遺骨も納められている。
寺院の敷地内ではたくさんのタイ土産品や飲み物、軽食なども十分楽しめて、バンコク出張に来た邦人のビジネスパーソンたちの観光スポットとしてとってもオススメだ。是非、一度は立ち寄ってみたい。
名称 | ワットアルン |
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住所 | 34 Arunamarin Rd., WatArun, BangkokYai, Bangkok, 10600 |
電話番号 | 0-2465-5640 0-2472-3682 |
予算 | 入場料:50バーツ |
参考URL |
http://4travel.jp/overseas/area/asia/thailand/bangkok/kankospot/10008497/ http://www.bangkoknavi.com/miru/40/ |