タイで体調不良にならないために出張者が気を付けるべきこと

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タイ

年中夏のタイと四季のある日本の冬では気温差が30度以上になることもあります。気候の変化は体調不良を招きやすく、免疫力も低下するので病気になりやすくなります。そこで、出張者がタイでの過ごし方で気をつけるべき点をまとめました。

 

タイで腹痛に悩まされないためには

腹痛

タイでよく聞く体調不良のひとつに「腹痛」があります。よく外国の水が合わないなどと言う話も聞きますが、滞在している以上水を摂取しないわけにはいかないので、次の点に注意しましょう。

  1. 「屋台」を利用しない 屋台の食事はタイ人や在タイの長い外国人はお腹を壊すことはあまりありませんが、慣れていない人にとっては警戒が必要です。果物屋台なら大丈夫だろうと言う人もいますが、衛生状態を考えるとスーパーなどで購入するか、お店で食べるのが無難です。
  2. 「氷」にも注意する ミネラルウォーターを頼んで、氷の入ったグラスと共に持ってきてもらう…この氷がもとでお腹を壊すことがあります。水に限らず、タイではビールにも氷を入れます。特にローカルな店などでは注意が必要です。

何はともあれ「水」には要注意 ホテルの水道の水も飲まないようにしてください。用心深い人は歯磨きの際、備え付けのミネラルウォーターで口をゆすぎます。

 

タイでの休日の過ごし方にも注意が必要

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長い出張では休日を楽しむこともあると思います。特にタイではゴルフに出掛ける駐在員が多いので、誘われることもあるでしょう。

気温が高く、日差しのきついタイのゴルフ場ではショートパンツでプレイする人も多くいます。半そでシャツの下に長袖のインナーを着用せず、ショートパンツでゴルフ…5時間近くこのスタイルでいると強烈な紫外線をかなり受けています。

ゴルフから戻り、疲れてホテルのベッドに横になった後、目覚めてみたら強い倦怠感や発熱で動けないということもあります。いわゆる熱中症の症状です。

屋外で長時間過ごす際は肌の露出を控えめにするか、しっかりと紫外線対策をして、水分を十分に摂る必要があります。また、近年日本でも警戒している「デング熱」もタイでは多く発生していますので、虫刺され防止の面からも肌の露出は控えめにした方が賢明です。

 

何気ない行動でもタイでは体調を崩す要因に

画像出典元:INOUE GOLF ACADEMY

画像出典元:INOUE GOLF ACADEMY

夜中にお腹が空いてコンビニへ行き、棚に並ぶパンを何気なく1つ購入して寝る前に食べる…ごく普通の事ですが、タイではこんなシーンでも注意が必要です。

日本では徹底した賞味期限管理の下で食品の販売がされていますが、タイのコンビニやスーパーでは賞味期限ギリギリの食品が置かれていることも少なくありません。これもまた、現地で暮らす人々は慣れているせいか大丈夫なようですが、出張者で賞味期限わずかな商品を口にして激しい腹痛を起こし入院になった例もあります。

食品を購入する際は品物をよく確認し、製造年月日や賞味期限をよく見るようにしましょう。また、タイ料理を食べる機会も多くあると思いますが、辛さは段階を踏んでいくようにしましょう。

辛いのが好きな人でも本場タイの辛さは並大抵のものではありません。ニンニクやトウガラシを多用したタイ料理は胃腸を刺激するので、少しずつ辛さに慣れていくようにしましょう。

 

さいごに

普段は平気なことでも、疲労がたまっていると体調を崩しがちになるものです。
海外で病気にならないために、日々の暮らしで気をつけるべき点は注意を払うようにしましょう。

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