車の購入にかかるお金
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シンガポールでは、自動車購入者を減らして渋滞を減らし、交通環境を守る為に、車の税金は税率100%が課されています。さらに、政府が発行するCOE(新車購入権)を公開入札で入手しないと自動車が購入出来ません。
そのため、自家用車を購入するプロセスは、1)まず業者が代行でCOEを購入 2)COE価格を上乗せして販売する、となるためにプリウス1台$154,000 (約1185万円)、アコード1台$130,000 (約1000万円)という驚きの値段になっています。
このCOEによりシンガポールでの車所有率は15%と低迷しています。シンガポールは税金が安いから良いと短絡的に思いがちですが現実は車は高価格、医療費も高額、と日本よりも相当に出費が多くなります。
シンガポールでの様々な車規制
シンガポールでは、電子式道路料金システム(ERP:Electronic Road Pricing)による車両規制など世界に誇る陸上交通機関が整備されています。1998 年からERP システム導入されており、このシステムにより、ピーク時の幹線道路及び高速道路利用者から自動的に料金を徴収しています。通行量の多い時間帯ほど料金が高くなるシステムになっているため、運転手が混雑する道路や時間帯を避けることにより渋滞を緩和させる仕組みになっています。
また、週末や混雑しない時間帯に限り運転可能とするオフピークカー制度や、35 年以上のクラシックカーを保有するためのクラシックカー制度、石油化学工場が立つジュロン島でのみ運転可能とされる車、など規制をする中でも必要な車両を運転するための仕組みも整備されています。
シンガポールでタクシーに乗る
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日本(東京)だとタクシーの初乗りが730円程しますが、シンガポールでは初乗り料金がなんと3ドル(約231円)で利用する事ができます。また、初乗りの1キロを過ぎると、メーター料金が加算されますが、これもまた格安の1キロ0.55ドル(約42円)程と日本(東京)の1キロ321円と比較にならない程安いです。
シンガポールでは、流しのタクシーも走っているのですが、ホテル前のタクシー乗り場や街中のタクシースタンドを利用するのが一般的です。特に、市内の道路脇に黄色のギザギザ線がある場所は駐車禁止ゾーンとなっているため、タクシーを拾いたくても止まってくれないので注意が必要です。
日本でタクシーに乗る場合、後部座席のドアが自動で開きますが、海外ではドアは基本的に手動で開けます。シンガポールもドアは自動で開かないので注意して下さい。