ここ数年注目を浴びているウェアラブル業界のカンファレンス。会場はシリコンバレーと呼ばれる地域に属するサンタクララだ。カンファレンスは、2015年3月9日から三日間にわたって行われるこのカンファレンスは、キーノートとクラスが交互に組み合わさった構成になっている。
誰が参加すべき?
Wearable Tech Conでは、推奨すべき参加者として、次の職業を挙げている。
- ソフトウェアエンジニア、アンドロイドディベロッパー、ソフトウェアディベロッパー、ソフトウェアAppディベロッパー、プログラマー、組み込みディベロッパー、OEM事業者
- デザインエンジニア、UIデザイナー
- ハードウェアエンジニア、ハードウェアデザイナー、デザインアーキテクト、プロダクトデザイナー
- フトウェアアーキテクト、システムアーキテクト
- プロジェクトマネジャー、プロダクトマネジャー、ビジネスディベロップメントマネジャー
クラスの内容
クラスは、Hardware and Design専攻とSoftware and App Development専攻に分かれている。それぞれ30クラス強の中から、自身の興味あるクラスに参加する。クラスは専門性に合わせて3つにレベル分け(Overview, Intermediate, Advanced)がされており、クラス選びの参考になりそう。なお、一回のクラスは一時間で一日4つのスロットがある。ここでは、各専攻から1クラスずつ紹介する。
Building a Thought-Controlled Drone
(Hardware and Design専攻、Advanced)
このクラスでは、その半自律ドローンの現実世界の制御に向け、認知思考の入力およびマッピングでの作業の複雑さについて学ぶ。これはBrain-Computer Interfaceからの入力や、ドローンを制御するためのAPIのためのSDKも取り扱う。また、認知入力を越え、Brain-Computer Interface経由の精神状態や感情、顔の表情についてもクラスの中で触れていく。
Connecting Wearable Devices to the Physical Web
(Software and App Development専攻、 Intermediate)
近い将来、我々は、Bluetooth beaconを使って現実世界にコンテクストを設立することができるようになる。また、歩きながらレストランのメニューを見たり、バス停でバスの時間やルートをっ確認できるようになる。Physical Webとともに、我々は現実世界のコンテクストを’活用し、ユーザーエクスペリエンスを高めることができるのだ。このクラスでは、ロケーション認識アプリの構築についておさらいし、ユーザーエクスペリエンスへのインパクトとトレードオフについて議論する。
キーノート、パネルディスカッションの内容
キーノートのスピーカーにはこの業界の第一人者が並ぶ。一部のスピーカーを紹介しよう。
Modar (JR) Alaoui: 人工知能のスペシャリストでもあるシリアルアントレプレナー。現在は、カメラを通じて、る感情を認識するソフトウェアを開発するEyerisのCEOを務める。
Beatriz Datangel: 数学とソーシャルメディアのエンゲージメントを組み合わせたデーター分析のスペシャリスト。現在は、Sports選手とファンを結びつけるSqorにて、データ分析を行っている。
Mike DiGiovanni: Roundarch Isobarの技術者。Google Glassへのアプリケーション開発等を行っている。また、smartwatchの開発にも携わっている。
エキシビジョンの内容
アメリカ国内外から大手IT、エレクトロニクス企業が参加する。参加する企業は以下の通り。
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/03/09-2015/03/11
値段:945USD(3-Day Conferenceの場合)
値段の詳細:http://www.wearablestechcon.com/registration-details
会場: Hyatt Regency in Santa Clara, CA. (Hyatt Regency in Santa Clara, CA.5101 Great America Pkwy Santa Clara, CA 95054)
引用元: Wearable Tech Con