海外に支店を置く会社にとってジャカルタを重要地域に挙げている会社は少なくないでしょう。
ここではジャカルタ出張になった場合の心得について紹介したいと思います。
ジャカルタでの生活
現地採用でなはなく日本の企業で働いていてジャカルタ出張を命じられたという場合は、メイドとドライバーがあてがわれることが多いです。会社によって、一家族に二人のドライバーと一人のメイドがつく、もしくは二人のメイドがつくなど様々です。
ドライバーが付くことが多いので基本自分で運転することはありませんが、ジャカルタでは免許を買う(私は申請した日に5000円程度で購入しました)ことができるため運転することはできます。
なお、事故を起こしてもその場で示談交渉によってまとまることが多いです。無免許運転、信号無視をしてもアンダーテーブルで解決なんて言うこともあります。倫理に反していると言えばそれまでですが、臨機応変に対応することも重要だと言えるでしょう。
ジャカルタでの食事について
ジャカルタでの食事ですが、滞在の形態によって大きく異なります。現地採用の場合は、屋台など現地人がとる食事方法に似ています。
一方、日本で採用されて出張している場合は、屋台で食事をとることはほとんどないと思っていいでしょう。子供は屋台に近づかないように言われている場合が多いし、駐在妻はステータスの観点から活用しないことが多いです。そのため食事はレストランかメイドが作ることが多くなると思います。
屋台の衛生面はレストランや家庭に比べかなり劣っていますが、それでも味が悪いということはないし、食事をとってあたってしまうということもないので活用してみることをお勧めします。
ジャカルタの買い物について
ジャカルタにも日本食スーパーはあります。多少割高(日本のスーパーの5割増しから2倍しと考えるといいかもしれません)ですが、やはり日本の米に恋しくなることも少なくないでしょう。毎日とはいかないまでも食べたくなった時にすぐに食べられるよう備蓄しておくといいかもしれません。
そのためにも日本食スーパーの位置や情報を仕入れておくことをお勧めします。また日本食スーパーに行ったら知り合いに会ったり、知り合いができたりなど気分転換になるので活用してみてください。
なお、ブランド商品などの高額商品を購入する際はUSドルが使われることが多いため、インドネシアルピアだけでなく、USドルもある程度持っていたほうがいいです。
さいごに
ジャカルタへ出張することになったら多かれ少なかれ「セレブ」という感覚を実感することがあります。特に子供がいていずれ日本に戻るというご家庭は日本での「感覚」(特に金銭感覚)を忘れないようにしてください。