銀行におけるITサービス・システムやクラウドの適用に関する知識を身に着けることを目的とした、The Cloud Banking World Series。アメリカ、アジア、ヨーロッパなど、世界各地で行われているこのシリーズ。今回は、ヨーロッパが舞台だ。今回のカンファレンスでは、クラウドバンキングの価値について、国際的な事例や技術を振り返りながら、議論する。
クラウドバンキングとは?:銀行システムにおいてクラウドコンピューティングを活用するという取り組みのこと。欧州ではクラウドバンキングが進んでおり、オランダやスペインの大手銀行がAmazon Web Servicesの導入を行っている。
誰が参加すべき?
公式ウェブサイトでは、以下のメンバーの参加を歓迎している。
- 金融系のITエキスパート
- 金融機関のスタッフ
- 金融分野の専門家
- 金融規制に関する行政関係者
イベントの概要
カンファレンスは2014/04/15,16の二日間。キーノート、パネルディスカッションが主体のカンファレンスであり、banking cloudの実現性や拡張性をテーマにしている講演が多い。また、ワークショップやラウンドテーブル形式のセッションも予定されている。一つのセッションは30分程度であり、40名を超えるスピーカーが幅広い話をするのが特徴だ。
カンファレンスのスケジュール
2014/04/15
9:10am banking cloudの自由度、優雅さ及びコスト効率性を調べる
9.35am Cloud bankingの実行可能性
10.20am customer centric business modelの理解、及び、customer-drivenな環境への対応方法
11.15am ハイブリット、プライベート、パブリッククラウドの組み合わせ
11.35am 最良のカスタマーエクスペリエンスを与え、売上を増加しながら、アジャイル及びレスポンシブを保つ
11.55am 銀行におけるSaaS
12.15pmマルチクラウドストラテジーにおける複雑さ及び需要への対応
12.40pm 従来のシステムからクラウドへとシームレスに移行する戦略
2.30pm クラウドバンキングの拡張性
2.55pm 新しい世代のカスタマーの台頭は、新しい世代の銀行を生み出す
3.20pm Big Data またはBIGG£$T data?
2014/04/16
10.10am セキュリティの姿勢を強めながら、セキュリティへの投資を減らす
11.10am 予想していないトランザクションのピークにおいてレスポンスを高める方法
11.30am プロダクトローンチの戦略を促進するクラウドの活用法
11.50am 設備投資をなくし、ランニングコストを減らすためのポジティブなコスト削減のインプリケーション
1.30pm クラウドコラボレーションエコシステム
3.30pm 規制や政策に沿ったクラウドイノベーション
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/04/15-2015/04/16
値段:895£(銀行関係者)、1,595£(銀行関係者)
値段の詳細:http://www.cloudbankingworldseries.com/page.cfm/Link=18/t=m/goSection=4_1006
会場: 非公表
引用元: Cloud Banking Europe