ベトナム戦争中に南ベトナム解放民族戦線のゲリラ戦の根拠地として造られたトンネルで、カンボジアの国境付近まで、全長200kmもある。戦時中は、この狭くて暗いトンネルで身を潜めて暮らしていた。
今は、小柄な人しか入れないであろう狭すぎる入り口や、当時の生活の様子や、落とし穴、張り巡らされた罠の数々を見ることができる。
トンネル内部は、湿度が高く、迷路のように分岐している。立って歩ける高さではないので、真っ暗な中、かがんで歩くことになる。正規の道を外れると、今もなお地雷が埋まっているので、絶対に道を外れないことが大切である。
一人で行くのは危険なので、ホーチミンの旅行会社から沢山のツアーが出ているので、必ずツアーに参加しよう。勿論、日本からでも予約可能である。
汚れる可能性が高いので、着替えは用意していくことをお勧めする。そして虫よけも必須である。
ホーチミンの中心部から約50km。最短で半日のツアーがある。クチトンネルと一言で言っても、ツアーによって、どのエリアに行くのかは違うようである。予算も大きく変わる。大量の枯葉剤の下、生きるための知恵や、過酷な生活を窺い知ることができる貴重なエリアである。
ベトナムの歴史を知ることは、今のベトナムで生きる人達の考え方や物の見方を理解する良い機会と言える。見分を広め、ビジネスでも生かしていきたいところである。アクセスは悪いが、半日時間が取れるなら、行って損はないところである。
名称 | クチトンネル |
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住所 | どのエリアにいくかはツアーによって変わる |
予算 | 1500円~3000円 |