海外出張の際に時間がかかるのが、荷物の収納。何を持っていくべきか、悩ましいですよね。また、「持ってきたはずのモノが見当たらない」なんてこともあると思います。
今日は、そんな皆さんのために、海外出張時の持ち物リストと無くさない収納方法をご紹介します。
基本的な整理方法
荷物はグループ分けして収納する
荷物は、「手荷物」と「機内預け荷物」に分かれますが、それぞれの荷物はさらに分解し、グループ化しましょう。分類する際は、使う頻度や使うシチュエーションを意識すると良いでしょう。私が行っているのは、上のような分類法です。
手荷物は、分類したグループごとに色の異なる袋に収納する
手荷物は、分類したグループごとに、異なる袋に収納しましょう。袋は、色が異なり、中身が見えるものがタイプのものがよいでしょう。色を分けることで、持ち物の出し入れが簡単になります(=同じ袋だと持ち物を戻すときに迷ってしまいます)。100円ショップへ行けば、上記のようなものが売っているはずです。
スーツケース紛失に備え、大事な仕事の書類は手荷物に入れておく
仕事で書類を沢山持っていく場合は、「印刷不可の重要書類」のみ手荷物へ入れましょう。そうすることで、スーツケーツを紛失しても焦らずに対応できます。その他の書類に関しては、ホテルのビジネスセンターなどで印刷することができます。
機内預け荷物には圧縮袋を活用
手荷物で大きなスペースを占めるのが衣類。衣類は圧縮袋に入れ、省スペース化を図ります。
靴は仕事でもプライベートでも使えるタイプがベター
スーツケースに収納する際に一番場所を取るのが靴です。折り畳むこともできないため、全体の1/6程度の場所を奪ってしまいます。それゆえ、可能であれば、プライベートでも使える見た目と動きやすさを備えた靴を持っていくとよいでしょう。
財布は2つ持っていくとよい
旅先では出来る限り現金や不要なカードは持ち歩かない方がよいです。そこでおススメしているのが、財布を二つ持っていくことです。一つの財布に多くの現金、不要なカードを入れ、ホテルのセキュリティボックスに入れておき、もう一つの財布に最小限の現金とカードを入れ携帯しましょう。
海外出張持ち物リスト
先ほどの分類に沿って、持ち物リストを作成しました。◎がついているモノは必須アイテムです。
(下にダウンロード用のファイルがあります)
手荷物/身に着けるもの
出張中に使う貴重品
- パスポート ◎
- 航空券 ◎
- 財布 ◎
- 海外旅行保険証書 ◎
出張中に使わない貴重品
- スーツケースの鍵、家の鍵 ◎
- 旅行関連書類のコピー ◎
仕事道具
- 手帳、ノート等 ◎
- 筆記用具 ◎
- 名刺入れ ◎
- 仕事関連の資料 ◎
電子機器
- PC用電源 ◎
- 携帯電話 ◎
- Wi-Fiルータ
- イヤホン
その他
- ファスナー付の小さな袋 ◎
- 腕時計 ◎
- ノートPC ◎
- スリッパ
- アイマスク、エアピロー
- ハンカチ、ポケットティッシュ
機内預け荷物
衣類
- スーツ一式、ベルト ◎
- 革靴 ◎
- Yシャツ、ネクタイ ◎
- 下着、靴下 ◎
- 部屋着 ◎
- 私服 ◎
日用品
- 歯ブラシ&歯磨き粉 ◎
- ヒゲソリ ◎
- 化粧水
- 小さいシャンプー
- 整髪料
電子機器
- 携帯用電源 ◎
- 電源プラグ変換アダプタ
仕事道具
- 名刺予備 ◎
- 仕事関連の資料 ◎
その他
- 折りたたみ傘 ◎
- 常備薬、絆創膏 ◎
- 二つ折り財布
- ビニール袋
- ゴム輪、ガムテープ
チェックリスト付きの海外出張持ち物リストが欲しい方はこちらでダウンロードできます
意外と役に立つアイテム紹介
最後に、「海外出張持ち物リスト」で必須アイテムではないものの、持っていくと便利なアイテムをご紹介します。
エアピロー
機内でのくつろぎグッズは様々ありますが、ダントツで効果的なのが、エアピロー。首が固定されることによって、飛行機でも比較的快適に眠ることができます。ビーズタイプもありますが、収納の観点からエアタイプに軍配があがります。
ゴム輪、ガムテープ
地味に活躍するのがゴム輪とガムテープです。例えば、旅行中にスーツケースが破損した場合などには、ガムテープを使って予備の補強をすることが可能です。また、液体物を手荷物やスーツケースに入れる際は、輪ゴムがあると液体漏れを防ぐことができます。ガムテープはかさばるので、家で使って余ったものを持ち込むのが良いでしょう。