2020年までには260億のIoTデバイスが出ると言われている。The IoT Global Innovation Forum 2015は、数えきれないほどのデバイスの誕生を見越して、IoTの分野を体系化したいと考えているようだ。このカンファレンスでは、世界中からIoTに関係するビジネスストラテジストや技術者が集い、情報交換する場として期待されている。
誰が参加すべき?
公式ウェブサイトでは、以下の方々の参加を推奨している。要素技術を持っている方、それをマネジメントする方、ビジネス化していく方、投資する方と各方面からの参加を期待している様子。
- Technology developers, designers and project managers
- Entrepreneurs, senior executives, and business planners
- IoT hardware and software vendors
- CIOs and IT professionals
- Commercial and industrial executives looking to apply IoT technologies
- System integrators and consultants
- VC investment and financial professionals
- Public policy, regulatory, and government representatives
- Researchers and academic professionals
- Internet service provider, networking, and communications companies
- Consumer electronics and computing companies
- Start-up firms and incubators
イベントの概要
本イベントでは、2つのトラックに分かれている。1つはBizDevを対象としたもの、もう1つは技術者を対象としたものだ(後述)。また、インダストリーの観点からは、以下の分野に注目しているとのこと。どちらかというと住宅、交通、環境系の分野が多いのが特徴と言えるだろう。なお、スピーカーは未定だが、これらの分野の第一人者の登壇が期待できそうだ。
- Smart Building and Home Automation
- Commercial and Industrial Applications
- Microgrid / smart grid management
- Medical and Healthcare Systems
- Intelligent Transportation
- Energy Management
- Urban Infrastructure Management
- Environmental Monitoring
- Smart Cities
トラック1について
BizDevを対象としたトラック1では、効率性を高めるためのIoTの活用のあり方やビジネスモデルの構築が中心となる。具体的には以下のトピックに触れるとのこと。
- 特殊なビジネス環境下で価値を発揮するセンサーデータの適用
- 法的な課題
- 産業ごとのIoTの進み具合やインパクト
- 標準化
- 成功する戦略やビジネスモデル
- コンシューマーデバイスやウェアラブルの最新情報
- スマートハウスの成功に向けた位置づけ
- IoTのバリューを計測する、最大化する方法
- インダストリー統合に関するケーススタディ
- ビジネスオペレーションの観点から見たIoT技術の有効活用
トラック2について
トラック2は、ハードウェア・ソフトウェア・要素技術に着目した、技術者向けの内容だ。
- デバイスを超えたIoTの相互運用・統合の進化
- IoTの普及やデータシェアリングのためのアーキテクチャーシステム
- 最新のIoTハードウェア開発
- セマンティックウェブ、IoTなど、次世代のインターネット
- クラウドコンピューティング、ワイヤレスセンサーネットワーク
- 技術の標準化と管理
- データセキュリティとプライバシー
- IoT適用のためのビッグデータ分析
- ヒューマンフォーカスIoTのデザイン
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/04/21-2015/04/22
値段:995.00USD(2Days Pass & アーリーバード価格)
会場: Dallas Marriott City Center(650 North Pearl Street Dallas, TX 75201)
引用:IoT Global Innovation Forum 2015