Convey UXは、業界の最新トピックスに着目し、それらのトピックに対する技術や知識、インスピレーションを提供することを目的として、シアトルで開催される。厳選されたスピーカー陣やネットワーキングをウリにしており、UX実務家にとっては良い機会になるだろう。
誰が参加すべき?
UI/UX系のイベントでは、デザインエンジニアだけでなく、クリエイティブディレクターやプロダクトマネジャーを対象にしたイベントも多いが、このイベントは、UI/UXデザイナーのみにフォーカスしたイベントといえる。
- UI/UXに関わるエンジニア
イベントの構成
3日間に渡って行われるこのカンファレンスでは、約40名のスピーカーが登壇する。最初の二日間(2015/01/22-23)はスピーカー形式であり、一人当たりの持ち時間は45分。一方、最終日(2015/01/23)は、ワークショップ形式。また、最終日には、ショーケースも行われる。
スピーカーについて
UI/UX業界の大御所から、各分野の第一人者、経験豊富な実務家が登壇する。これらのスピーカーがカバーするトピックは実に多様である。ここでは40名ほどの登壇者の中から、3名ほど紹介しよう。
Eric Reiss
FatDUXのCEO。30年に渡り、menu-based programs, hypertext games, multimediaなどのクリエーションに関わってきた。また、ヨーロッパ最大級の広告代理店においてコピーライターとしても活動してきた。現在は、コペンハーゲンに拠点を置くグローバルなデザイン会社であるFatDUXのCEOを務めている。また、マドリッドにある Instituto de Empresa Business SchoolでUI/UXの教授を務める(2009-2011)など幅広い活躍を見せている。
Steve Fisher
バンクーバーにあるUI/UX専門のコンサルティング会社であるThe Republic of Qualityにて、18年に渡り、数多くのプロジェクトをリードしてきた、また、Graphic Designer’s Society of Canadaのプロフェッショナルメンバーであり、現在は、VP of webを務めている。TEDxやSXSWでの講演経験もあり、web design, UX, open source, design thinking, and web process.など、幅広い知識を持っている。
Elizabeth Allen
シカゴに拠点を置く、UXのリサーチ&コンサルティングファームである、Centralisにて、spans user research, usability testing, IA, and experience design for web, mobile, and physical productを専門に活動している。シカゴ大学の心理学のドクターを有する彼女のUXに関するスキルは、人間の心理が土台となっている。
ワークショップ
カンファレンス最終日である2015/01/24にはミニワークショップが開催される。カンファレンスは、午前(9:00-12:30)・午後(13:30-17:00)の2部に分かれており、それぞれの時間帯には4つのセッションが設けられている。
午前(9:00-12:30)の部
- The Elements of Service Design
- Going Responsive
- Making More Senses of UX
- Eye Tracking the Mobile User Experience
午後(13:30-17:00)の部
- Mapping Design Decisions to Evidence
- Methods of Design Synthesis
- Discussing Design: Getting and Giving Better Feedback Through Critique
- Responsive Content Modeling
カンファレンスの基本情報
開催日: 2015/01/22-2015/01/24
値段:1,195USD(全てのカンファレンスに参加する場合)
値段の詳細:http://conveyux.com/register/
会場: the Grand Hyatt (Seattle)
引用元: Convey UX 2015