海外エキシビジョンの視察で10倍の成果を上げる方法

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出典:http://www.lipmanphoto.com/ces-2015/2015/1/13/fitness-exhibition-ces-2015

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秋は展示会などが多くなるシーズン。海外も同様で、これから海外の展示会などに参加する方も多いのではないでしょうか?

しかし、海外の展示会だと、知らない企業・サービスも多く、数多くある企業の中からどの企業の展示を見るべきか迷ってしまいますよね。

だからこそ、海外エキシビジョンに参加する場合、出展企業を事前に調査し、訪問すべき企業を決めておくことが重要です。そこで、本日は、海外エキシビジョンにおける訪問企業の選定方法について解説します。なお、テック関連の展示会を想定しています。

 図1

 

ステップ1:参加企業のリストを手に入れる

はじめにすべきことは、どの企業が出展するかを把握することです。大抵のカンファレンスでは、「exhibition」というカテゴリーから、出展者一覧を確認することができます。

確認できない場合は、主催者に問い合わせるとよいでしょう。主催者側もできるだけ多くの人に参加してもらいたいので、積極的に情報開示してくれます。

 

ステップ2:1次スクリーニングを行う

リストを手に入れたら、次はロングリストの作成です。ここでの目標は、注目に値すべき企業を20~30社に絞ることです。

スクリーニングの基準は?

スタートアップでは、知らない企業がほとんど。それらのスタートアップから効率的にスクリーニングするためには、次の2つが基準になります。

あなた(が属する企業)にとって関心のあるテーマであるか?

エキシビジョンに参加する企業のサービス内容は多岐に渡ります。それらの企業の中から、あなたが興味のある分野に関連する企業を選びましょう。例えば、アドテク業界であれば、下記の全体図の中でどの分野の企業に焦点を当てるかを絞りましょう。

Adtech-Map_2

 

成長しているか?/注目されているか?

成長性や注目度だけで企業の良し悪しは図れませんが、効率的にピックアップする上では、重要な要素となります。具体的には以下の項目に注目しましょう。

  • ここ数年での資金調達実績
  • メディアへの掲載実績

 

スクリーニング時に役立つサイト

基準を明確にしたら、CrunchBaseで参加企業を確認していきましょう。CrunchBaseで企業名を検索すれば、その企業の調達状況や事業概要、会社規模などが確認できます。下は、Airbnbのページです。

airbnb

アウトプットイメージとしては、こんな感じです。カテゴリーと累積調達総額、Tech系メディアへの掲載の3点から調べ、基準を満たしたものを「○」で表示しています。

screening_1st

 

ステップ3:1次スクリーニング通過企業の調査概要

参加企業の中から20~30社に絞れたら、それらの企業について深堀してみましょう。深堀する方法は、業界知識の有無によって分かれます。

 

業界の知識がある場合:仲間で分担して企業概要を把握

ditto

各社のウェブサイトを見て、事業の概要を確認しましょう。大抵の場合、「ランディングページ」か「サービス/プロダクトのページ」に事業の概要が記載されています。

なお、ウェブサイトに紹介動画がある場合は、その動画を見るのが一番早いです。

 

業界の知識がない場合:専門家にヒアリング

周囲に業界知識のある知人がいる場合は、彼らに頼むのがよいでしょう。一人当たり、5社くらいみてもらい、感想をもらいましょう。

 

ステップ4:訪問企業の選定&企業概要書の作成

ステップ3の調査結果をもとに、訪問先を決定しましょう。ロングリストに含まれる企業は、複数のカテゴリー(分野)に分かれると思うので、それぞれのカテゴリーから有望そうな企業を数社選び、合計10社程度にするのが良いでしょう。

企業の選定が完了したら、企業概要を作成しておくと良いでしょう。特に複数人でエキシビジョンに参加する場合、企業概要書があると喜ばれます。企業概要書には、次のような情報を盛り込みます。

  • 企業の基本情報:企業の住所、設立年度、従業員数、調達実績
  • 事業の概要:主たるサービスの概要、サービスイメージが分かるスクリーンショット、サービス実績
  • 当該企業が取り上げられた記事のURL

Output

 

いかがでしたでしょうか?

ステップ1からステップ4まで行うのはかなりの労力を要します。経験上、100社から10社選ぶには、20~30時間必要でしょう。

ですが、事前調査をするとしないとでは、エキシビジョンで得られる成果は大きく異なります。そして、何より選定した企業を視察することがこの上なく楽しく感じられます。

英語のウェブサイトを見て、サービス内容を理解することは、海外のトレンド把握やグローバルな視点の醸成に役立つため、若手スタッフに任せると良い訓練になります。あるいは、リサーチ系の会社にお願いするのも良いでしょう。

ボーダーもご要望があれば、お受けしますよ!

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